本当のところは相談女
このところ浮かれている旦那にメールを送りました。
「寝る前に筋トレしたり、スーツを新調したり、一ヶ月経つかたたないかで
散髪したりと、身だしなみに気をつけているようですが、良いことありましたか?」
旦那からの返信は、
「連日雨が続き少し伸びた髪をうっとうしく感じていた時に、
外部研修からの直帰で床屋に行くチャンスがあり、
今年衣替えした時点で5年くらい着たスーツはいつも定期を入れていた
ポケットが擦り切れ大穴が開き、もう一着は昨年何かに引っ掛けたのか、
大きく避けた部分を補修したところが目立つ状態でセールが始まり、
健康診断で測定した胴囲が80㎝を超えて腹筋と背筋の筋トレを勧められた、
それだけのことです。」
実際はそうだったのでしょうが、本当のところは違いました。
相談女とメールを楽しんでいるから、良いことあったわけです。
ーそれだけのことじゃなかった
私はどんどん体調が悪化し、食事はほとんど食べられなくなりました。
旦那とのメールの攻防戦は続き、精神的におかしくなり始めたのか、
携帯を持つ手が震え動悸がするようになりました。
この頃からでしょうか。
私の異変に気がついた娘はメールの着信音が鳴ると、
お願いしたわけじゃないのに私に携帯を持ってきてくれるようになりました。
それまでは着信音が鳴っても何も言わないか、鳴ってたよと言うだけでした。
今でも持ってきてくれます。
一日に何十回も「ママ、好きだよ」と言ってくれるようになりました。
娘は私のことが心配でたまらなかったのだと思います。
今でも回数は少なくなったものの、ほぼ毎日言ってくれます。
娘は理由はわからなかったにしろ、子ども心に強い不安を感じたのだと思います。
その原因は旦那と相談女の身勝手な振る舞いによるものです。
私を通して娘も傷ついたのです。